富士山のトイレ

富士登山のさいに山小屋などでトイレを利用することがあります。ですが、このトイレは無料で利用できるわけではありません。100円〜200円ていどの利用料を支払う必要があるのです。これは儲けを考えているというわけではなく、日常の清掃や点検、修繕、動力用の燃料の確保などなど。こうした維持管理費に充てるための利用料なのです。ですので、できるだけ協力するようにしましょう。

 

さて。富士登山のトイレですが、水洗ではありません。おがくず方式やカキ殻式、燃焼式などが利用されています。いずれのトイレも環境配慮型となっています。以前のトイレと比較すればずいぶんと衛生的になっています。

 

またトイレットペーパーは必ずしも備え付けられているとは限りません。ですので、水溶性のものを持参しておくと捗るでしょう。トイレの方式によっては利用上の注意がしっかりと掲示されていることがあるので、確認してくださいね。確認したらその注意書きに従って、きれいに利用しましょう。

 

ちなみに富士山に設置されているトイレには公衆トイレと山小屋トイレの2種類があります。公衆トイレは環境省や自治体が設置しているもので管理も環境省や自治体が行っています。対して、山小屋トイレは山小屋で管理を行っているものです。これらのうちで注意が必要なのは山小屋のトイレです。

 

というのも、富士登山のシーズン中である7月の上旬から8月の下旬までのあいだなら利用できるのですが、シーズンの終了と同時に、ほとんどの山小屋は営業をやめてしまいます。ですので、その山小屋のトイレは利用できなくなってしまうのです。

 

いちぶの山小屋は営業を継続して行っていますが、それも徐々に数が減っていくので、トイレの確保が難しくなってきます。シーズンオフの時期に富士登山を行うのであれば、事前に営業している山小屋の数や位置などの確認が必要かと思われます。

 

また山小屋のトイレは臭気などを配慮してか、山小屋から少し離れた場所に設置してあるのがほとんどです。ですので、山小屋に宿泊する場合など深夜に利用するような場合は念のために懐中電灯などをもっていったほうが良いでしょう。

 

ただし、山小屋によっては電灯がついていることもあるので、事前の確認は必須だと言えます。屋外での排泄は富士山の環境に悪影響がでます。ですので、どうしてもトイレに不安がある方は携帯トイレを持参すると良いでしょう。